ダンスとの出会いは、たまたまテレビで見た映画『フラッシュダンス』(1983年公開/アメリカ映画)。
プロダンサーを夢見る若者が舞台のオーディションを目指して日々ダンスの練習に情熱を注ぐひたむきな姿・エネルギッシュなダンスに心を動かされ映画の中のダンサー達に強い憧れを抱いたのがきっかけ。
1996年の初優勝獲得を皮切りに全国各地の数多の大会に出場し、数々のタイトルをものにする。マイケルジャクソンやマライヤキャリーの仕事も手掛けるNYのトップダンスチーム『エリートフォース』(*2)のストレッチ、ヘンリー、ルーズ・ジョイントから大絶賛を受けるなど、方々で高い評価を獲得。
評判を聞きつけたフジテレビ『ダンススタイル』(*3)からテレビ出演のオファーを受け、一般層に向けて『アニメーションダンス』を紹介。
その後、テレビ東京のダンス番組『BEATOPIA(ビートピア)』に出演。プロダンサー限定ソロバトルで優勝を獲得し、たびたび出演してはソロパフォーマンスを披露。最終回スペシャルでは特に印象深かったダンサーとして招かれゲスト出演。
アジアを中心に8カ国で放送のテレビ番組『FACTORY
GENERATION』からも出演オファーが寄せられ、番組内でダンスヴォーカルグループ『LEAD(リード)』にレッスンするかたちでアニメーションダンスやポッピングを紹介したところ予想以上の反響を呼び、再登場・再々登場することに。
こうして様々なマスメディアに登場し、アニメーションダンスやポッピングをはじめとしたストリートダンスの魅力を一般の老若男女に伝える活動を積極的に行なってきている。
同時に、クラブダンスシーンでも
ソロやカメレオンで全国各地のクラブイベント・ダンスコンテスト等のゲストパフォーマンス活動を行なうなど、オーバーグラウンドとアンダーグラウンドをクロスオーバーして活躍。
これら自身のパフォーマンス活動と並行して、アーティストの『Gackt(ガクト)』氏の全国ツアーの振り付け・バックダンサー・ツアーダンサー、テレビ番組やテレビゲームソフトのためのモーションキャプチャー(*4)、アーティストのプロモーションビデオクリップでのパフォーマンス等など手掛けてきた仕事は多岐にわたる。
そうした活動のさなか、より視野を広げ更に道を究めることを目的に単身渡米。様々なダンサー、パフォーマーのパフォーマンスを目前に体感し、現地のダンサー達との直接交流・技術交換などを通して多くのことを学ぶ。
近年に至っては、筧利夫&DA PUMP(ダパンプ)のダブルMCによる全国放送のダンスバラエティ番組『少年チャンプル』で“アニメーションダンスのカリスマ”としてレコメンドされるやいなや人気を呼びセミレギュラー出演。全国の視聴者の投票・リクエスト等によるダンサーランキングでも1位を獲得。
その後、インリン・オブ・ジョイトイ&LilyのダブルMCによるGYAOの音楽番組『ジャングルジム』、少年チャンプルの後継となる『スーパーチャンプル』等に出演。
2007年全国公開の映画『
ユメ十夜』(夏目漱石原作)では、第六夜の松尾スズキ(*5)監督から抜擢され、メインキャラクターとなる『運慶』役で出演。仏師・運慶が仁王象を彫るさまを”TOZAWAワールド”アニメーションダンスで表現し、第19回東京国際映画祭の舞台発表に寄せたメッセージの中で松尾スズキ監督に「TOZAWAさんの素晴らしさを伝えたい一心で第六夜をとりました」と言わしめた。
そして2008年、アニメーションダンスの更なる可能性を追求すべく更にフィールドを拡げた活動を展開。これからも進化し続けるTOZAWAワールドから目が離せない。
注釈:
*1) カメレオン(CHAMELEON)…EXILE(エグザイル)もカバーしている元祖『CHOO CHOO TRAIN(チューチュートレイン)』のヒット等でも知られストリートダンスシーン創成期よりシーンをリードしてきた元『ZOO』のメンバー『MARK』氏、バンド『軍鶏』でも活躍中の『YOSH』氏、そして『TOZAWA』の3人組のダンスチーム。
*2) エリートフォース …マライアキャリーのワールドツアーダンサーを務め、マイケルジャクソンのプロモーションビデオに出演するなどワールドワイドに活躍するニューヨークを拠点とする大御所HIPHOPダンスチーム。
*3)ダンススタイル(DANCE STYLE)…フジテレビで『SMAP×SMAP』の後の枠で放送されていた、バレエ・ジャズ・モダン・タップ・コンテンポラリー・民族舞踊ほか世界中の様々なダンスを紹介する番組。毎回異なるジャンルの1人(1組)のダンサーにスポットを当てダンスの魅力に迫るというもの。
*4)モーションキャプチャー…特殊なセンサーを付けて演技を行ない、動きをデータとして取り込むことで、テレビやゲームのCGキャラクターが同じ動きをするというもの。
*5)松尾スズキ…マルチな才能で注目を集める映画監督・俳優・演出家・脚本家・作家。阿部サダヲ・宮藤官九郎・荒川良々らが所属する劇団「大人計画」を主宰し、初監督を務めた松田龍平・酒井若菜主演映画「恋の門」がヴェネチア国際映画祭へ正式出品され、TBS「世界ウルルン滞在記」ではナレーション、オダギリジョー・樹木希林主演の映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」では脚本を担当している。